使用禁止!パーマの痛みを劇的に減らす2剤のレシ

今回はパーマのダメージの話をしたい。

わかりやすく言う為にホットパーマ系は置いといて、ベーシックなコールドパーマのケースだ。

ロッドに巻いて、パーマの1剤のチオやシスでSS結合を切断する。 その後に中間水洗か酸リンス処理して2剤を塗布するだろ!これでSSをロッドの形に再結合する。

これがパーマの工程だろ?


この時にヘアダメージが起こるんだけど、その代表的なモノに

◎切断されたSS結合が100パーセント完全に再結合しない。

これが重要だ、結合しないSS結合は切れっぱなしだから傷んで当然でしょ。その原因には酸リンスと2剤の働きがある。

まず、2剤には過酸化水素と臭素酸(ブロム酸)のモノが代表的だ。一般的にホットパーマや縮毛矯正 には過酸化水素のモノがあるが、一般的には臭素酸が多いと思う。

過酸化水素はpHがアルカリの時に良く反応し、逆に臭素酸は酸性の時に活発に反応する特性がある。

そこで酸リンス塗布とかで1液のアルカリを中和するのだが、ここに大きな問題点がある。pHが酸性の酸リンスを髪に着けると キューティクルが収れん作用でしまり、2剤が浸透しにくくなってしまう。イメージで言うと酸リンスで蓋されて、芯まで浸透しない感じ。 中間水洗だけだと中和能力がおとりアルカリ残留の可能性もある。

そう酸リンスのおかげで2剤の浸透が悪くなり、SS結合が完全で無くなってしまう可能性が出てくる。

じゃあどうすれば良いのか?

通常の5倍ぐらいに薄めた酸リンスと2剤を通常の5倍ぐらい時間かけて7回以上ぐらい塗布してやれば、少しずつ収れんして少しずつSS結合を結合する事が 可能だ。循環器などで行うとOK!しかしこれでは営業では時間的にも大変だから俺はしないがな・・・


もうひとつ問題がある、臭素酸は酸性で活発に反応するのだが、製品になってるパーマの2剤は保存・酸化防止の為に pH調整されていて、中性から微アルカリであり、本当の臭素酸ナトリウムの働きがしにくいように作られている。


じゃあどうすれば良いか? よく仕事する2剤を作ってやろう!

☆普通の臭素酸の2剤に、ごく普通の酸リンスを20%ぐらいの割合でミックスする。それを10日間ぐらい日陰で熟成させる。混合してから1ヶ月以内に使用する。

注:出来るだけシンプルな2剤を使用する。酸リンスも同様。10日間ぐらいすると変色してきたりするけど、そのぐらいが 一番おいしい頃。 酸リンスでpHが酸性になり臭素酸ナトリウムが活発になり始めるのに時間が必要。俺の感覚だと14日〜20日経過 ぐらいが一番ダメージが少なかったようだ。商品にもよるが1ヶ月ぐらいで反応が終わる可能性があるから注意して。


パーマ液なんか出来るだけシンプルなほうが俺好み、色々添加して手触りを良くしたり、サルファイトなんかの カーリング剤使うとか、ほとんどの美容師は2剤にはあんまり関心なくて1剤の成分とか添加剤を気にする。

胡散臭い理論の水なんかを混ぜたり、コーティング成分で手触り良くするより、 この2液のほうがよっぽど傷まないと思う。それに結合がより完全に近ければパーマの持ちも飛躍的に向上する。

オリジナルのスープに打ち込む頑固モンのラーメン屋の親父みたいで好きだ・・・

こんな事、書いたらメーカーからクレーム来そうだな〜?

これは空想科学だと思ってくれ!実際に「ミックス2液」を試すのなら美容師本人の髪で自己責任でしてくれ。くれぐれも営業で使用するなって言っておく・・・

どのような事になろうと俺は一切責任は取らないのでヨロシク〜


平成20年9月


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